ビジネス書類のスタンダードになっているMicrosoft Officeですが、契約形態には、
1年契約の「Microsoft 365」と永続版があります。
永続版を一度買ってしまえば、以降は出費することなく使い続けることが可能ですが、たとえばOffice2016からOffice2019といった、メジャーバージョンのアップデートに対応するには、改めて購入しないと使えません。
1年版の場合は、最新バージョンを使えますが、毎年お金がかかります。
どちらが得なのでしょう?
私は必要なので、数年前に永続版を買っておりますが、その経験をふまえ、どちらがお得なのかを書いてみようと思います。
結論:Macなら365、Windowsなら永続版
基本的に、Officeのバージョンが変わっても大差ありません。
OfficeXでは大きく変わりましたが、それ以降は新しいバージョンで作成した書類も開けるし、機能もバリバリにフル機能を使うぐらいでなければ、誤差でしかありません。
なので、気にすべきなのはどこかと言うと、OSが変わっても使い続けられるか?というところです。
OSとは、WindowsかMacかという話。
Windowsは、新しいバージョンであっても、古いソフトが可能な限り使えるように設計されています。
昔からのソフトウエアは資産と考えているからです。
その半面、Macは定期的に古いソフトを切り捨てます。
直近で言うと、MacOS 10.15では、32bitのプログラムが一切動かなくなりました。
それによりインストーラーが動かなかったり、内部で少しでも32bitの部分があると使えません。
なので、Windowsは今10ですが、新しく11とかが出たとしても、10のソフトは使える可能性が高いです。
また、WindowsはOSの寿命が長くて2015年に出て以降、細かなアップデートで続いていますが、MacOSは大体1年おきに新バージョンが出て、旧いバージョンのサポートを打ち切ります。
なのでコスパを考えた場合、Windowsは高いけど使い続けられる永続版を。
Macは、OSが変わってもバージョンアップで対応できる365(1年契約)が向いています。
永続版の1年版の価格差は、大体3倍
2020年9月現在、Office Personalの価格は、
Microsoft Office Personal 2019(最新 永続版)
¥29,493
Microsoft 365 Personal(最新 1年版)オンラインコード版
¥11,581
と、価格差は3倍くらい。
なので、3年以上使う気であれば永続版という判断もできます。
365(1年版)のオマケが色々と便利
年関契約の365ですが、違いは値段だけではありません。
使えるソフトは同じですが、365では永続版の内容に加え
- 常に最新版が使える
- 5台まで入れられて、同時使用可能
- Windows PC、Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android)どれでも入れられる
- 1TBのOneDriveストレージが利用可能(契約期間内)
などのオプションが付いてきます。
私のようにMacとWindows両方使う場合、OSが限定されれずに何台も入れられることは非常に便利です。
おわり:コスパと便利を天秤に
最終的には、コスパか便利のどちらを取るかになりますが、複数マシンで使うなら1年契約の1択です。
1台でいいなら、Macは1年契約、Windowsは永続版あたりがコスパが良いかと思います。
私は数年前、「毎年金払いたくない!」と永続版を買いました。
しかしながら、Windowsでも使いたいシーンもチョイチョイあったり、MacOSのアップデートをそろそろしたいこと。そして、買ったバージョンがサポート終了となったこと。
色々ふまえ、私の場合は1年契約の365のが良かった。
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