いつかプレミアが付くかもしれない → 付かない【5つの秘蔵の品の買取価格を調査】

その他

昔買ったおもちゃや、コレクションしていたカードや人形。

テレビの鑑定番組などで、おもちゃがプレミア認定されて何万円にもなったりするのは、なかなか夢がある。

私も昔に買ったグッズやおもちゃが多数あります。
当時は純粋に欲しくて買ったが、今や興味を失ったものばかり。

捨てるのももったいないので

「いつかプレミアがつくかもしれない」

と、クローゼットの奥にしまい込んでいるものたち。

しかし、それが積もり積もって収納を圧迫してきたので、減らしたくなってきた…。

そこで、処分ついでに換金できたらいいなーと、プレミア化しているのを期待しつつ、それぞれ価値を調べてみました。

オークションやメルカリなど色々あるけれど、希少価値のあるものは高く買い取ってくれ、買取価格が明示されている駿河屋のサイトで調査。

倍とかになっちゃう?
とかウキウキで調べた結果は…?

所有アイテムは大量にあるが、その中からジャンルの違うレアな5つを紹介したい。

サッポロビール黒ラベル Love Beer? 山崎努フィギュア

1つ目は、サッポロビール黒ラベルの山崎努フィギュア。

2000年頃、サッポロ 黒ラベルのCMで山崎努と豊川悦司がドラマチックにバトルするCMが流行りました。

そして流行りの最中、通販で限定販売されたのが、この山崎努フィギュア。
正確な値段は覚えていないけれど、結構高くて1万円ぐらいだった気がする。

買ったはいいがキモかったので、飾っても開けてもいない未使用品である。

かなりレアなハズなので、いい値段がつくかと思いきや…

買取価格は、3 0 0 0 円!

惨敗である。
キモいけど、マジ希少なんだけどなー。

SOPHIAのCD Boys、Girls、購入特典

次は往年の有名バンド、SOPHIAの特典シングル。

1995年10月頃、特典のブックレット付きで発売されたもので、2つのシングルを購入すると、一番右の特典シングルがもらえる(買えるだったか?)。

当時の私は、テレビ埼玉のHot Waveという音楽番組が好きでした。

当時流行のビジュアル系バンドが多数出てきて、デビュー間もないL’Arc~en~CielやYellow Monkey、GLAYなどを見て、ファンになっていきました。

SOPHIAもそのうちの一つで、当時の最新シングル「Kissing blue memories」を良く聞いたことを思い出します。

インターネットなど無い当時、10月に発売されていたBOYSの発売を知らずに、11月に発売情報を知ってGIRLSを買いに行ったけど、2つ購入で特典があるという封入の紙を見て超絶欲しくなり、何件もCD屋を回ってなんとかBOYSも入手。
一番右の特典、Believeライブ版シングルを入手にしたのだった。

という老人の昔話はおいといて、SOPHIAって売れたし、結構レアだから期待したいが?

150円。

さいですか。
全盛期なら全然違ったんでしょうか。

送られてきたTOYS FACTORYの封筒もあるよ。ダメか。

しばらくSOPHIAの最新情報を得ていなかったが、2013年に活動休止したようで。
なつかしい。

ねんどろいど 小沢里奈&なめこ 「おさわり探偵 小沢里奈」

次はキャラ物。

Nintendo DSのゲーム「おさわり探偵 小沢里奈」の主人公のねんどろいど。

「おさわり探偵」のゲームタイトルを見た嫁に、「おさわり探偵って何?」と、生ゴミを見るような目で見られたが、かわいいキャラが多数出演する健全なゲームである。

3,704円 +税。
予約のみの限定販売だった気がする。

このキャラの元は、探偵の里奈と助手のなめこをDSの売りであるタッチペンを利用しつつ事件を解決していくゲームで、怪しい世界観が結構好きだった。

そこからスマホゲーで「なめこ」を収穫するゲームがかなり流行り、スピンオフやグッズ展開されました。

東京駅にグッズショップの「なめこ市場 東京本店」もあったけど、
すぐにブームが去って、閉店しましたね。

今は見る影もなくオワコンなので期待は薄いが、希少価値でどうか?

1,700円。原価割れ。

まぁ、こんなもんか。

ゲームギア なぞぷよ同梱版

4つ目は、1993年発売したSEGAの携帯ゲーム機「ゲームギア」本体のなぞぷよ同梱版。

現在も、それなりに人気のあるぷよぷよ。
しかも数が限られる同梱版。

色々とソフトもあるけど、とりあえず本体のみ鑑定すると。

18,000円!

高い!

と思いきや、定価が17,380円のようなので、トントンやん…。

さらに、動作確認で久しぶりに起動したところ、

液晶が死んどる!!!

音は出るので画面だけ逝ったもよう。
調べたらゲームギアは液晶が死にやすいらしい。

これじゃ売れんし遊べんし。
どないしよ…。

ポケットピカチュウ

最後は、人気のポケモンから「ポケットピカチュウ」だ。

1998年3月27日(金)発売の2,500円(税別)。

たまごっちと万歩計を合わせたような商品で、歩くほどにピカチュウとステディな関係を築けるもの。発売当時は、入手困難なレベルで流行ったと記憶しています。

商品サイトがまだ生きているのが驚き。

ポケットピカチュウ

当時、使う用と予備で2つ買ったのだが、飽きてしまって予備に手を付けぬまま22年も保存していたものだ。

小さなダンボールに入れて収納の奥底で保存していたのもあり、だいぶ昔の品ながら状態も良い。
今も人気のポケモン関連で、かつビンテージな未使用新品。

さぁ、これは良い値段が付くだろう!
How Much?

2,600円。

勝った…のか?

ほぼ定価だが、当時は消費税5%なので、税込だと2,730円。

微差で負けた。

結論:ですよねー

まぁうまくいきませんわ。

残念ながら、すべて状態が良い限定・レアなものだが、期待した高額査定にはならなかった。

プレミアは、希少価値×需要で決まる。
今回の5点には、希少ながらも需要が無いのでしょう。

上記5点以外にも色々調べたけど、一つ残らず原価割れ。

ただ、人気がある時であれば、全然値段は変わってくるとも思う。
SOPHIAのシングルは全盛期なら、高かったでしょう。

そう、すべて温めすぎたのだ。
ゲームギアは温めすぎて壊れてた。

全盛期だと自分の中でも盛り上がってるので、レアグッズを手放す気にならないというジレンマがあったりするので難しいところですが。

教訓:限定でもレアものでも、そうそうプレミアはつかない。

素人が思いつきで「いつか価値が出るかもしれない」と思っても、そうそうプレミアなどつかないという、数十年をかけた壮大な実験がここに完了したのだった。

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