自転車の虫ゴムが、しょっちゅう劣化して空気がスッカスカになることに怒髪天で、シリコンチューブに変えてみました。
ゴムじゃないから、虫シリコン?
その詳細と、時間経過でどうなるか?です。
発端:たびたび虫ゴムが劣化しててストレスがマッハ。
私は自転車を所持しつつも、あまり乗ることがないのですが、ごくたまーに自転車で出かけたいという場合あります。
が、そういうときに限って空気が抜けており、空気を入れるという一手間をかけないと乗れないのが非常に面倒です。
駐輪場に屋根はありますが簡易もので、野外に放置しているようなものということもあり、
ヒドイときには虫ゴムが劣化しきっていて、空気を入れたそばから全部抜けてしまい、すぐ出かけたいのにゴム交換しないと乗れなくて、ストレスがマッハということも年に数回あります。
特にパンク修理剤はゴムに悪いようで、以前注入したことのある後輪側の劣化が早いです。
パンクしてないのに空気が抜けてしまうのは、基本的に虫ゴムのせい。(だと思う)
そして、何度も溶けたゴムで手を黒くしながら交換しているうち、劣化しない虫ゴムは無いのだろうか…と思うようになりました。
強い虫ゴムは無いのか
とりあえず、ノーブランドの安い虫ゴムだから、すぐ劣化してしまうんだろうかと思い、メーカー品であるブリ●ストンのやつに変更してみました。
が、あまり事態は変わらず。
たまに乗ろうとすると、やはりスッカスカでした。
それじゃぁと、虫ゴムの無いスペシャルバルブ(スーパーバルブ?)というのを買ってみましたが、私の自転車には上手く取り付けることができませんでした。
切り欠きが足りない感じ。
規格があるんじゃないのか…?
もう自転車のタイヤはこういうものだと思い、生活をすること数年。
ある日、すぐ出かけたいタイミングで空気を入れたそばから抜けて全く入らず。
ブチギレて考え始める。
ゴムだからいかん。(極論)
ゴムだから劣化が早いし、寿命が短い。
そもそもゴムじゃないやつにすりゃええんじゃ。
ということで、劣化しにくい代替品は無いのか?という根本原因を解決しようと思い立ちました。
シリコンがいいんじゃないか?
ゴムっぽい弾性のあるもので耐候性の高いものを想像すると、とりあえずシリコンが思い浮かびました。
「虫ゴム シリコン」でググってみると、シリコンチューブの虫ゴムを試しているブログがいくつか見つかり、そんなに悪くないようなことが書いてありました。
懸念点は2つ。
ゴムは空気を通しづらいが、シリコンは空気を通すというもの。
それによって、早く空気が抜けてしまうかもしれません。
もうひとつは、シリコンゴムのが長持ちしそうだけど、どれくらい保つのか。
劣化すると硬化して砕けるので、溶けるのとどっちがいいか?
タイヤの中に破片が溜まっていかないか?
というあたり。
まぁ自転車の寿命のが先に来そうだし、
悪い方に転んでも手間がかかるのは変わらんので実践するのです。
使用したシリコンチューブ
色々しらべて下記チューブを購入しました。
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/B00XM82GKE
買った時は252円だったのが、226円に下がってました。
また、商品のスペックに
「注意:1年以上放置しますと、変色・劣化します」
とあり、変色はどうでもいいけど、劣化により寿命は1年ぐらいかもしれません。
改めて虫ゴムとのスペックを比較すると
虫ゴム | 買ったシリコンチューブ | |
外形(外形x内径) | 3.2mm × 2.0 | 3.0mm × 2.0 |
長さ | 1m | 2m |
耐熱温度 | 50度 | 200度 |
値段 | 363円(税込) | 252円(税込) |
シリコンのが倍の長さで価格も半分以下とコスパ高し。
虫ゴムの耐熱50度というのは、夏に日当たりの良いところにあったら、すぐ越えそうな温度です。
その点、シリコンは耐熱温度も高いので、夏の直射日光でも大丈夫でしょう。
最大の難点として外形が0.2mm違うのが気になります。
普通のカメラじゃ撮れないのでマイクロスコープで見たところ、すこし径が小さい気もしますが、ほぼ一緒。
いや、シリコンは縦に潰れてるだけで、これは一緒(と思いたい)。
まぁ虎穴に要らずんばで、やってみるしかない。
虫シリコンに換装する
注文して届いてみると、簡易包装な袋入りの長いチューブがきました。
大容量の2m。
こんなに要らんなー。劣化し切る前に使い切れるだろうか。
家族全員分を交換しちゃうぞ!という場合にはいいかもしれない。
と、まぁここまできたら、とにかく交換していく。
0.2mmの直径差があることから、
空気を入れることすらできない可能性もありましたが、とりあえず普通に空気満杯に入りました。
あとは、時間が経ってどうなるか?ですね。
経過観察
時間経過を観察するには時間が必要という、訳のわからない話になりますが、
チェックしたときに、下記記事に追記していく予定です。
ダメならダメということで。
おわり:評価は時間が経ってみないとなんとも
以上、虫ゴムを虫シリコンにして、劣化しまくる虫ゴムから開放されるための実験です。
シリコンは空気を通すらしいですが、
さしあたり、ガンガン空気が抜けてしまう様子はありません。
長寿命な代用品となるかは時間経過に伴う観察が必要ですが、
ただ面倒だった虫ゴムの交換が、実験結果を見るという楽しみに変わったので、
ダメだったとしても、それはそれで楽しめたと思えるので個人的には悪くないですね。
1ヵ月後、2ヵ月後と、
虫シリコンは時間経過でどうなってしまうのかは、乞うご期待。
平気そうなら、オススメしますということで。
コメント