ドラゴンクエストX オフラインで、セーブできなくなって困って解決した話。
事の顛末:ある日とつぜんセーブできなくなった
ドラクエ10はずっと気になっていたけど、オンラインだからと避けていました。
オンゲは無限に時間持ってかれるからね(FF11で経験済)。
かといって、ナンバリングタイトルは抑えておきたい。
そんな気持ちに応えるように、オフゲーとして出るということで、渡りに船。
「これはナイス!」と買うことに。
コンソールはPS5、PS4、Swith、Steamの4種。
どれで買うか問題。
PS5は転売屋からしか買えないし、PS4はあるけどテレビの前に行くのめんどい。さりとてSwitchは電池が弱ってきて長く遊べなくなってるし。
じゃあ、PCでできれば楽だし本体の世代交代とか考えずに遊べるだろうということで、Steam版を予約して買いました。
やる気まんまんで、デラックス版をっ!。
そして2022年9月15日に発売。
あまり時間が無い中、チビチビやっていました。
しばらくは普通に遊べていたのですが、忘れもしない2022年9月25日。
今日は一気に進めるぞー!と夜なべをして4時間ほどプレイし、2人目の仲間と3つめのキーアイテムを入手し、その日は終了しました。
その次の日、続きをやろうとロードするとだいぶ巻き戻っている感じが。
仲間が1人になっていて、すでに別れたNPCがいる…。
昨日の4時間は夢か?と思ったが、Steamのライブラリで見ると、3つ目のキーエンブレムなどの実績が解除されている。
プレイ時間も、セーブデータは6時間ちょいだがライブラリでは11時間となっている。
夢ではない。
データがおかしい。
かんべんしてくれ…。
状況の検証:ぼうけんの書が書き込めないし消せない
クラウドセーブの連携ミスか?と思い、復旧方法をググってやってみたけれど、セーブデータは変わらず。
その調べる中でSteamでは「セーブできない」ケースがあることを見つけた。
思い返せば昨日、終わるときにセーブしたのに、書き換えられたはずの冒険の書のプレイ時間が増えなかったので違和感があった。
なので、試しにゲームを始めて、冒険の書の空のところに保存しようとしたところ…
書き込まれねぇ…。
「たしかに記録しましたぞ」とか言いやがるがウソ。
記録されると最新のレベルやプレイ時間が表示される。
冒険の書の上書きも、新規保存も削除も、一切できない。
前日までは普通にできたのに。
バグか?
原因:セキュリティソフトの妨害と判明
解決のため、DQ10オフラインのサイトでサポートを見たが、この問題については一切記載が無い。
結構、致命な問題なんだが…。
そして、いろいろ調べたところ、Steamでセーブできない原因は、Windows標準のセキュリティソフトが原因なことがあるようす。
なので、試しにWindowsの「ウイルスと驚異の防止」の「保護の履歴」を見ると
てめぇかーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
犯人確保。
アクセスをブロックした履歴がわんさか。
試しにブロックしないよう設定したら解決しました…。
つまり原因は、
DQ10アプリケーションがセーブデータを書き換えようとSaveGamesフォルダへアクセスしようとすると、Windowsのセキュリティソフト「Microsoft Defender」がウイルスと誤認して片っ端から妨害。
ファイルの書き換えができないため、保存ができなかった
というのが原因のようだ。
ゲームを始めた日から保存できないならまだしも、ある日突然ブロックし始めるとか勘弁してくれ。
これが本当のウイルスだったら、最初の起動を防げてねぇ。
さんざんアプリが動いた後でブロックとかザルじゃん。クソが。
ということで、戦犯はWindowsのセキュリティソフト「Microsoft Defender」でした。
これって、
問題ないソフトを妨害するWindowsが悪いのか?
警告やソフトのセキュリティ許可を求めない仕様にしているスクエニが悪いのか?
販売しているSteamの責任なのか?
わからん。
どこに怒りを向けたらいいんだろう…。
解決法:DQXofflineにアクセス許可をする
原因が分かれば対処は簡単。
セーブできるようにするには、「Microsoft Defender」に「DQ10は大丈夫だ」という設定をします。
手順は以下。
1. タスクバーの右はじで、Windowsセキュリティーのアイコンをクリック
Windowsセキュリティの画面が出ます。
2. セキュリティの概要から「ウイルスと脅威の防止」をクリック
ブロックされた履歴に行きます。
3. 保護の履歴をクリック
「保護されたフォルダーへのアクセスがブロックされました」というのがあるハズ。
4.DQ10がブロックされた項目を探す
「保護されたフォルダーへのアクセスがブロックされました」が並んでいると思うので、適当にクリック。
DQ10で保存したであろう時間があれば、それを。
すると、「ユーザーアカウント制御:このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出るので「はい」を選ぶ。
ブロック履歴の中から「アプリまたはプロセスがブロックされています:DQXOffline.exe」となっているやつを探します。
5. DQ10にファイルアクセスを許可する
「操作」ボタンを押すと「デバイスで許可」という項目が出るので選ぶ。
また「ユーザーアカウント制御:このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出るので「はい」を選ぶ。
で、完了。
うまく行ったかの確認は、「フォルダーアクセスの制御の設定」を押し、
「ランサムウェアの防止」の「アプリをコントロールされたフォルダーアクセスで許可する」をクリックして出る画面を見ると、
DQXOffline.exeが許可されたリストに入っています。
これで、ゲーム内でセーブできるようになるはずです。
おわり
ということで、DQ10オフラインがセーブできない問題は解決しました。
Windows標準のセキュリティソフトが、DQ10をある日突然脅威だと認識してセーブするのを邪魔していたという感じです。
Steamをはじめ、いろんな他のソフトでも同様な問題が起きてそうな感じ。
で、問題は解消したのはいいのですが、4時間分も吹っ飛ぶと、やる気も吹っ飛んだ。
また前と同じレベル上げして、カバン拡張して、イベントこなして、錬金して…って、する気にならん。
今さら返金申請もできないし、すこし時間をおいて少々忘れた頃に、また始めようかなということで、積みゲー行き。
コメント
FF-Xで同じ状況になり困っていた所ここの情報のおかげでセーブできるようになりました!ありがとうございました!
コメントありがとうございます!
役に立ってよかったです!
現象的に、同じことで困っている人が多そうだと思って書いておいたのですが、
Steamの他のゲームでも、同じこと起きるんですね。