WordPress 5.6にしたら、エディタの編集画面が左よりになってしもうた…

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■2020/12/18追記
今回の原因であったWordpresテーマ「Cocoon」最新バージョン(2.2.5.1)で、当投稿のズレのほか、WordPress5.6アップデートで生じた多くの問題が修正されました。

2020年12月8日、WordPress 5.6がリリースされました。

基本的に、バージョンの小数点第一位の数字が変わった場合は様子見するところですが、今回は何となく更新してしまいました。

そして、記事の編集画面へ行ったところ…

左にズレとる!?

マージンがなく非常に見づらいし、気持ち悪い。

別のブログのWordPressは5.5.3のままなので、見てみたところ、普通にセンター揃え。

5.5.3の画面

5.6になった弊害のようだ。
さぁどうしよう…。

ズレる原因は?

とりあえず、原因を切り分けよう。
原因が分かれば対処も見える。

最初に、WordPressを旧バージョンに戻すプラグインがあるようなので入れましたが、英語で「リスクがあるぞー」って書いてあり、何か怖くなってやめました。

ブラウザ依存ではなかった

私の、まだver. 5.5.3でアップデートしていないブログはズレていない。

ならばと、ブラウザの旧いキャッシュが残っていて、
きちんと読み込めていない可能性を試す。

で、Chromeのキャッシュをクリアしましたが、直らず。

そうなると、ブラウザ依存かな?というところで、
Safariでも表示してみましたが、やはり同様に左にずれてました。

ブラウザは原因ではないっぽい。
WordPressがおかしくなってる。

WordPress自体のバグならバグフィックスを待つしか無いなぁと思いつつ
気持ち悪いまま使うかなーと思い始めたところ、

ふと、エディタ画面のスタイルは、テーマ依存ぽかった気がした。

テーマの問題ぽい

で、テーマが原因かを確認してみる。

現在使用しているテーマは「Cocoon」。
WordPressが原因なら、全てのテーマが左寄りになるハズ。

なので、試しに標準テーマの「Twenty Twenty-One」に変えてみると…。

ズレてナーイ。

Cocoonにしたときだけズレていると確認。

原因はWordPressの仕様変更により、テーマの表示のされ方が変わった

WordPress5.6のエディッタ表示部分に仕様変更があり、
Cocoonの表示に影響を与えてしまったぽい。

で、Cocoonのフォーラムを見てみたら、ありました。

WordPress 5.6アップデートに伴うエディター画面の不具合
いつもCocoonを利用させていただいております。 今回Wordpress 5.6にアップデートした後、エディター画面が5.5の時までのように中央になく、 画面左端に固定されてしまいます。 また、初期フォントサイズも変わってしまっています。...

書体もおかしくなってたんですね…
(違和感は感じたけど、認識できんかった)

なんか、左にズレるだけじゃなくて、5.6になって色々な問題があるようで。

開発者の方も認識しているようなので、いずれアップデートしてくれると思いますが、
すぐに修正対応いただける状況ではないようです。

ついでに暫定的ですが、解決法も記載されていましたので、
しばらくはコレで凌ぎましょう。

とりあえずの解決策

投稿編集の画面の右上の縦点3つの…ボタンを押すとメニューが出るので、

「エディター」の項目の「コードエディター」を選択します。

ソース表示になり、この時点で中央揃えになります。

で、再びメニューから「ビジュアルエディター」を選ぶか、「コードエディターを終了」を選んで戻すと、いつもの表示になります。

再描画すれば直る仕組み?原理がよく分からん。

頻繁にやるのは面倒ですが、ショートカットがあるようなので必要なら覚えておくといいでしょう。

おわり

バージョンアップによる仕様変更で、プラグインに生じる不具合は仕方のないもの。
リリースされるまで試せませんし。

とりあえず手間はかかりますが、回避できるのでよかった。

クリティカルな問題でもないし、無料で使わせていただいているテーマなので、バージョンアップを気長に待ちましょう。

WordPressが標準の機能として自動アップデートを進めてきていますが、リリースされたら即バージョンアップしちゃ危ないなと改めて体感いたしました。

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