パンローリング社の「チャートギャラリー」は、過去30年分の株式データを取得でき、様々な指標などを使ってチャートの分析ができるソフト。
少々高いですが、一度買ってしまえば永続的に最新チャートを取得できるし、好きな指標を好きなだけ出せるので便利です。
しかし、残念ながらWindows版しかありません。
Macでは、普通には使えません。
かといって私のメインのPCは、仕事の関係でMacです。
Macで使いたいんじゃ!
ということで、Macの仮想ソフトParalles Desktop上のWindowsに入れて使ってみたら、特に問題なく使えました。
仮想環境での使用は、ソフトウェアメーカーのサポート外となりますが、
それでもやりたい!という方への、動作報告となります。
使用したMac環境
一応、動作環境を書きます。
最近出たM1プロセッサ搭載のMacでも、ParallelsでWindowsが使えれば、同様に動くと思います。
パソコン
- iMac 2017
- macOS Catalina 10.15.7
ソフト
- Chart Gallery 5 Standard
- Parallels Desktop 15 for Mac
- Windows 10 Pro
Mac + Parallelsで、チャートギャラリーを試す
チャートギャラリーを購入すると、郵送でパッケージに入ったインストール用のメディアが送られてきますが、体験版を認証すれば製品版と同じになるので、わざわざCDで入れる必要はありません。
無料試用版ダウンロードのページで、インストーラーをダウンロードして、入れましょう。
インストールの問題なし
ダウンロードしたファイルからインストーラーを実行すると、
問題なく入ります。
続いて、各種動作を確認。
チャート等のデータ更新、問題なし
チャートデータの取り込みは、「Panデータ管理」から。
Panデータ管理のメニュー「データ管理」>「取り込み」>「Pan Rolling」または F5 キーを押せば自動で取り込まれます。
で、実行したら滞りなくデータ更新されました。
チャートビューアーも普通に動作
肝心のチャートビューアーについても、お気に入りの登録やチャートの表示など、特に不具合は感じません。
認証の問題も、特になし
パッケージと共に送られてきた登録番号を入れたら、問題なく製品登録ができました。
と、一通り試しても特に不具合は感じません。
私はスタンダード版を購入しましたが、プロ版でも機能数が違うだけで問題ないと思われます。
大体、仮想化で問題になるのはグラフィック関係や相手方のサーバーとの接続が上手くいかない点だと思うので、チャートデータを取得できたことから、全般的に大丈夫と思います。
まとめ:仮想windowsで使うか、リモートで使うか
今回は、Macの仮想化ソフト「Paralles Desktop」で、パンローリングの「チャートギャラリー」が問題なく動くかを、動作報告としてまとめました。
チャートギャラリーはWindows版のみということで、Mac上で扱いたいなら、仮想化ソフトの「Parallels Desktop」や「VMware」を介してWindowsを使うか、別のWindowsマシンを立てて「Microsoft Remote Desktop」で遠隔操作するのが解決法となります。
別記事で「やよいの青色申告」の動作報告を投稿しましたが、Mac1台で色々やりたいという場合、Paralles DesktopでWindowsを使えるようになるのは便利です。
Macに、仮想環境を動かすためのメモリやマシンパワーが要るのが難点ですが、PCを切り替える必要が無くなります。
でも、Parallesと仮想用のWindowsライセンスを用意する必要があり、環境構築に3万ぐらいかかるので、コスパは悪いです。
WineというMacやLinux上で、直接Windowsアプリケーションを動かすソフトもありますが、導入が面倒なので見送っています。
こちらは時間があったら試してみようかと思います。
ということで、問題なく動いてますというお話でした。
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